親のこと

1ヶ月ほど前、父が体調を崩して検査入院をした。

足の浮腫みがひどかったらしく、かかりつけ医へかかった後

ペースメーカーの手術をした大きな病院へ。

結果、糖尿病の診断を受けた。

 

父が糖尿病になったことよりも、

年老いてきたことに気づいたことのショックが大きい。

 

入院中に必要なものを届けたときに、すこし離れたところから見た父は

少し小さくなったように感じたし、すっかりおじいさんになった気がした。

昨日も実家へ様子を見に行ったが、やっぱりおじいさん。

母は、そんな父を面倒みないと!と気が張っているせいか

おばあちゃんではあるものの、おばあちゃんではない。

母が元気に見える分、さらに父が元気がないように見えてしまう。

 

そんな父を見ると悲しくなってしまう自分がいる。

こんなに小さかったんかな。

こんなに年取ってたんかな。

大丈夫なんだろうか。

 

認めたくないアタシがいて。

親が年老いていくのを認めたくない。

いつかいなくなることを認めたくない。

当たり前か。

 

でも、認めないから苦しいのだろう。

息子が立派に成長してきているのと同じように、

父も母もアタシも年を重ねてる。

時間は全ての人に平等に、同じ速さで流れてる。

当たり前のことなんだから。

 

父も母も年をとった。

そこはそろそろ飲み込んで、飲み込んだ上で

アタシのできること、してあげたいこと

ちゃんとしよう。

 

誰だって、年取るんだよっ。